春日部大凧あげ祭り(初日)
5月3日、春日部大凧あげ祭りの会場である宝珠花橋の江戸川河川敷を訪れた。春日部に転居して30年以上になるが、実は今回が初めての大凧見物である。高さ15m、幅11m、重さ800kgという巨大な大凧が足場に立てられている姿は圧巻で、2基の大凧が空を舞う光景を想像するだけで胸が高鳴った。大凧の歴史は江戸後期に始まり、明治中期に現在の形に近づいたとされる。土手の上から100人ほどの引手が掛け声とともに引き上げ、風の具合を見極めて一気に空へ放つという伝統の技は、まさに春日部を代表する文化だ。午後3時頃までは適度な風が吹き、期待が高まっていたが、いざ大凧を揚げる時間になると風が強まり、規定の8mを超える10mの強風に。安全面から本日の大凧あげは中止と決定された。残念な気持ちは大きいが、事故を防ぐためにはやむを得ない判断だと感じた。次の5月5日にもう一度の機会があるため、今度こそ大凧が青空へ舞い上がる瞬間をこの目で見届けたいと思っている。


