上賀茂神社と三十三間堂

京都最古の神社とされる上賀茂神社は、2600年以上の歴史を誇り、本殿と権殿が並び立つ「流造」の典型として国宝に指定されている。全国的に有名な葵祭や競馬の祭祀でも知られ、神社としての存在感は圧倒的である。今回は特別参拝で神職の方から御由緒の説明を受け、権殿前で参拝した。続いて訪れた三十三間堂は、総ヒノキ造りで約120メートルに及ぶ壮大な建屋に、1001体もの観音像が安置されている。圧倒的な数と迫力に触れると、なぜこれほどの像を造らねばならなかったのかという歴史的背景に思いを馳せずにはいられなかった。庭園や通し矢の広場、豊臣秀吉が関わった南大門や秀吉塀もじっくり見学し、文化財としての価値と歴史の重みを実感した。

2025年12月07日